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「10月の官能試乗」 vol.3:アストンV8 & フィアット500+ミニ。

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10月最後の日、伊豆のワインディングロードで乗ったのが、クーペとロードスターの2台のアストン マーティンV8ヴァンテージ、それにフィアット500とミニ・クーパー・クラブマンの2台という、2つのペアでした。

2台のアストンV8ヴァンテージは今年フェイスリフトしたその最新型で、外観はほとんど変わっていませんが、4カムV8エンジンが4.3リッターから4.7リッターに排気量アップされたのが最大のポイントです。

結果、パワーは385psから426psに増強された、パフォーマンスも一段とアップしたのですが、排気量拡大によるレスポンスの鈍化といった悪影響は皆無で、4.7リッターV8はトップエンドまで気持ちよく回ります。

ギアボックスはリアにトランスアクスル配置されていますが、試乗したアストン マーティン・ジャパンの広報車は2台とも「スポーツシフト」と呼ばれる6段2ペダルMTを装着していました。

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アストンV8のドライビングは2台ともエンジン、排気量などから想像するより俊敏ないかにもブリティッシュスポーツらしいもので、伊豆スカイラインのようなワインディングロードはまさに絶好の舞台になります。

クーペ好きの僕としては珍しいことに、この2台だったら僕はロードスターをとります。クーペより微妙にソフト、しかし剛性感充分のオープン2座ボディが、絶妙な乗り心地とハンドリングを味わわせてくれるからです。

スポーツシフト装着車でクーペが1609.65万円、ロードスターが1756.2万円と、モータージャーナリスト(だけ)をやっていたのでは到底手が出ないプライスですが、V8ロードスター、現行生産オープンで僕が一番欲しいクルマです。

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この日、伊豆および伊豆と東京の往復で乗ったもうひとつのペアはアストンよりぐっと現実的なこれ、フィアット500 1.4 16Vラウンジと、ミニ・クーパー・クラブマンの2台。アストンと同じく自動車誌『LE VOLANT』1月号の仕事でした。

フィアット500=チンクエチェントは、100psの1.4リッター4気筒を搭載、デュアロジック2ペダル5段MTで前輪を駆動、クーパー・クラブマンは120psの1.6リッター4気筒と6段ATで前輪を駆動します。車重は1050㎏と1200㎏。

スタイリングはいずれもオリジナルモデルのイメージを現代に再現したもので、甲乙つけがたい魅力を持っていますが、イタリア車好きか、イギリス車好きかで、好みが分かれるのかもしれません。

実際にドライビングしてみると、いずれも充分活発に走りますが、ボディが一回り大きく、しかも普通のミニよりホイールベースと全長の長いクラブマンであることもあって、乗っていて落ち着きを感じるのはミニの方でした。

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アストン マーティンと比べれば遥かに現実的とはいえ、いずれも小さいながらプレミアムを謳うクルマだけに、チンクエチェントがこの仕様で250万円、ミニ・クーパー・クラブマンがATで287万円と、プライスはけっこう立派。

僕の個人的な好みを書かせてもらえば、クラブマンじゃない普通のボディのミニ・クーパーのATで、カラーはボディ本体もルーフもブラック、できれば赤いレザーのラウンジシート付き、というのがけっこう欲しかったりします。
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コメント 4

TAKA

アストンマーティンV8ヴァンテージロードスター良いですよね。
4.3と比べると4.7Lに成って特に良くなったと思います。
by TAKA (2008-11-16 18:41) 

komi

アストンは海外試乗会での動画が印象的でしたが、マイナーチェンジ後の排気音はどうなんでしょう?。
私はあの時の派手な排気音が気に入ってます。
それからフロントがさっぱりしているので、DBSのようにして欲しいです。
by komi (2008-11-17 22:27) 

dogisgod

官能的なアストンは「高嶺の花」で置いておいて、
ミニ(英)とフィアット500(伊)が並んでいるのを
眺めていて感じました。

>オリジナルモデルのイメージを現代に再現した
と言えば、先輩格にVWビートル(独)があります。
それぞれのお国柄で、代表する大衆車を取り上げ
ているところに、「洒落っ気」が垣間見られて楽しい。

かつて我が国にも、面白いクルマが走ってました。
トヨタのiQもいいけれど、てんとう虫(スバル)とか
キャロル(マツダ)とかを復元してくれないものか?
技術力はあるので、さほど苦労なく実現できそうな
気がするのですが・・・。 需要はあると思います。
by dogisgod (2008-11-22 12:53) 

吉田 匠

TAKAさん、
そう、4.3リッターのV8ヴァンテージ、あれはあれでとてもいいクルマなんですが、4.7リッターは一段とトルキーかつパワフルでありながら、大排気量化による弱点が生じていないところが素晴らしいですね。

komiさん、
V8ヴァンテージのスロットルワイドオープン時の“爆音”、もちろん健在ですよ。
そうですか、フロントはもう少しアクが強い方がお好みだと・・・。

dogisgodさん、
この2台の復刻モデルについてリポートした『LE VOLANT』誌1月号では、もちろんニュービートルについても書いているので、興味がおありならぜひ読んでみてください。
スバル360やキャロルの現代版の件、たしかにつくろうと思えばモノは出来るでしょうが、あくまで日本人、それも限られた世代の人間しか知らないクルマなので、欲しいと思うであろう人の数はかなり限られて、商売にするのはかなり難しいでしょうね。
僕もその昔、友人の家のスバル360もキャロルも運転したことがありますが、あの頃の軽自動車は全長3m×全幅1.3mという極小サイズだったから魅力的だったわけで、現代の路上で走るにはあんなサイズでは実現不可能ですから、2回りほど大きくなってしまうでしょうね。
それに加えてスバル360とキャロルはいずれもリアエンジンだったわけですが、今ではポルシェ以外にそんなクルマはないので、FWD=前輪駆動のプラットフォームをベースにつくらざるを得ないところも、辛いかもしれません。
そういう意味ではビートルもチンクエチェントも同様で、エンジンの搭載位置や駆動輪までオリジナルモデルと共通している復刻版は、今のところミニだけなんですね。
by 吉田 匠 (2008-11-24 18:03) 

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