ジョージ・ハリスンの思い出。

この日は写真の2台、ランチア・デルタ・インテグラーレとラリー・ゴルフの取材、およびVWの試乗会に参加するために箱根に向かったんですが、その往路のクルマのなかで聞いていた某FM局が、ジョージ・ハリスンを特集していました。
11月29日は、肺癌と脳腫瘍に侵されていたという彼が2001年にLAの友人宅で息を引き取った命日だったからです。
そのジョージ・ハリスンに関して、僕はちょっと自慢できる思い出がひとつあります。
今から28年前の1977年7月2~3日、F1フランスGPのおこなわれたディジョン・プレノア・サーキットのパドックで、かのジョージ・ハリスンと握手する幸運に恵まれたんですね。
当時、自動車専門誌『CAR GRAPHIC』略称『CG』の編集記者だった僕は、ライターとフォトグラファーを兼ねて一人でフランスGPを取材していたのですが、そこで『CG』誌に写真を提供していたイギリス人のカメラマンから、「キミはビートルズが好きかい?」と尋ねられたんです。
かつてロック少年だった僕は「もちろん」と答えたんですが、そうしたら彼は驚いたことに「じゃあ、ジョージ・ハリスンを紹介してあげよう」、というんです。
たしか場所はティレルのテントだったと思うんですが、ほどなくそのカメラマンと一緒に、あのジョージ・ハリスンが本当にやってきたじゃないですか。
で、僕はぎこちなく右手を差し出してジョージと握手、すっかりのぼせてしまって、たしか「How do you do・・・」しか言えなかった記憶があります。
当時「セレブ」なんていう言葉は使われていませんでしたが、世界で最も有名な4人のうちの一人と握手したんですから、僕はもう完全に夢見心地なのでした。
実はジョージは当時、モーターレーシングにのめり込んでいて、時たまそうやってF1のパドックに紛れ込んでいたらしいのです。
翌日、レースが終わってサーキットから出るクルマの列で、僕のルノー14の後ろに並んでいたクルマのなかに、ロニー・ペテルソンと並んで座って談笑するジョージの姿を見たのが今も記憶に残っています。
そういえばロニーも僕の大好きなドライバーの一人でしたが、彼ももうこの世にはいません。
ジョージが34歳、ロニーが33歳、そして僕が30歳の夏の日・・・。
そういえば4年前、ジョージ・ハリスンは享年58歳、ちょうど今の僕と同じ年だったんですね。
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年間4戦のシリーズ戦で参戦しているタイムアタックの最終戦へ 行ってきました。9月18日以来、およそ2ヵ月ぶりのサーキット。 前日の仕事を9時ごろ終え、約2時間の仮眠の後、午前2時半出発。 目指すは長野県のラリーキッズ伊那。全長約1キロのミニサーキットです。 途中2度の休憩を挟み…[続く]







モータージャーナリスト



Georgeにとって人生のWinding Road は長かったのでしょうか短かったのでしょうか?Beatlesの後も、折々にいいと思うミュージシャンはいつもいますが、結局 E.クラプトン、S.ワンダーあたりに落ち着いてしまうのは、私が年寄りなのでしょうかね?
同じように、ペターソンが斜めになってコーナリングする時代にもノスタルジーを感じます。
by Hide (2005-11-30 12:56)
はじめまして。
ジョージ・ハリスンといえばリッケンバッカー。
リッケンバッカーもデルタも大好きなので
(もっちろんビートルズも!)思わずコメント
させていただきました。トラックバックさせてください。
by touco (2005-11-30 17:10)
toucoさん、コメントどうもありがとう。
リッケンバカーもインテグラーレも、官能的な音色を奏でるところは共通するんじゃないでしょうか。
Hideさん、スティヴィー・ワンダーのニューアルバム、よさそうですね。
by 吉田 匠 (2005-11-30 20:10)
リコメンドッチのクズイです。
12月の更新を手伝っていてちょっとこちらを拝見してなかったのですが、気がついたらインテグラーレの写真が! 最近は都内でもなかなか走っている姿を見かけなくなったので、懐かしく思いました。
懐かしいといえばロニー・ピーターソンも思い出のドライバー。
彼が活躍していたときは僕はまだ小学生だったんですが、
友人のS君とスポーツカーにはまっていて、当時の数少ない
TBSの夜中のF1中継とNHKの海外ニュースでの1分足らずの
映像、日刊スポーツの数行のレース結果を楽しみにしてました。
ロニーが事故で亡くなったときのことは今もよく覚えています。
S君が「ロニーがクラッシュで死んだ夢を見た」といってきて、
小学校の帰り道にスポーツ新聞を買って、それが事実だと分かり、
二人泣きながら帰りました。おそらくS君は夜中スポーツニュース
で事故のことを半分寝ながら聞いて、それが夢に出てきたのだと
思います。
今はF1の情報なんていくらでも手に入れられますが、S君と一緒に
数行の記事に想像をめぐらし一喜一憂していた当時の方が、なぜか
幸せだったように思うことがあります。
by VSリコメンドッチ? (2005-12-07 10:43)
いいですね~ Georgeと握手ですかぁ・・・
私も当時4人の中ではGeorgeがいちばん好きで、彼のRickenbacker 330/12の音に魅せられ、リッケンを6本も持ってしまうハメに・・・
by 某もりかわ (2006-01-05 13:59)